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立川市議会（2004年6月）ニュース速報（2004/06/18）
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総務委員会で「有事法制反対」の請願が採択される！

国会での有事法制が成立直前ですが、2004年6月10日、「自衛隊はイラクへ行くな！立川共同行動」が提出していた請願が立川市議会総務委員会で採択されました！ 　昨年もイラク派兵に反対する意見書を求めた請願を出したのですが、総務委員会で採択されませんでした。しかし､今年は五十嵐委員（市民の党）、戸井田委員（共産党）の2人が賛成意見を述べ、Ｔ委員（自民党）が反対意見を述べたにも拘わらず、委員長の裁決時に「採択」を主張する声はあったものの、二回も委員長が促したのに「不採択」を誰も言わなかったので、「採択」になってしまいました。 　あっけにとられたような､瞬間でした。委員長を除く7名の委員の評決は予想では（2：5）で不採択かと思っていたのですが、とにかく採択になってしまったのです。 　次は本会議での総務委員長報告に対して賛成か反対かで決めるしかないのですが、普通議員は同一議会で委員会と本会議で違う評決はしないものです。どうなるか・・・！ 　それにしても、請願者が審議の初めの休憩中に意見を述べるのですが、たいへん簡潔でありながら､網羅的に法案の本質を突いた意見を述べるなど、賛成が圧倒していました。 　6月16日（水）10：00から本会議が始まります。総務委員会の報告は時間はわからないけど、ぜひ傍聴をお勧めします。

ところが！16日の本会議では・・・・請願が不採択！

6月16日の本会議で、総務委員会の報告が行われました。堀江委員長（共産党）の「この請願は採択すべきものと決しました」との報告に、特に反対の討論もなく裁決することになりました。 　議長の「裁決することに異議はありませんか？」との進行に「異議あり」の声が与党会派からありました。 　そこでさらに議長が「（委員長報告に）賛成の方の起立を求めます」として、「有事法制に反対の請願」に賛成の議員の起立を促しました。そこで起立したのは、志沢、戸井田、上条、小玉、堀江、早川議員（共産党の6名）、矢島議員（社民党）、五十嵐議員（市民の党）、太田議員（市民フォーラム）、坂下議員（生活者ネット）、大沢（市民クラブ）の11人が賛成しました。そこで賛成少数で請願は否決という「総務委員会」とは異なる結果になりました。残念です。 　ちなみに、賛成しなかったのは梅田・守重・田中議員（市民フォーラムの3人）と公明党（7人）、自民党（9人）の19人でした。11:19で否決です。（1名欠席、1名議長・・・いずれも自民党） 　総務委員会で「賛成」した7名の内、公明･自民の4名は今度は「賛成しなかった」ことになります。茶番です。 少なくとも、裁決時の「退席」ぐらいしたほうが、一貫性があるというものです。

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