議員ネット合宿（2003年7月2日）の報告
《各自治体報告》

■大沢（大沢）
　・住基条例化
　・立川市環境確保安全（生活安全）条例、3月議会で通り、予算化
　　歓楽街のつきまとい・キャッチが発端
　　署名請願（7千人）と同時に、反対しずらいような条例化
　　大沢・共産・社民・市民が反対
　・昭和公園内に昭和天皇記念館建設
　　町内会長名で寄付呼びかけ、市長にやめさせる
　・DV、劣化ウラン意見書採択

■門間（羽村）
　・新人・一人会派が増え、ものによっては是々非々
　・区画整理、
　・個人情報保護条例
　　門間中心に4会派6人で修正案…原案可決
　・情報公開条例全面改正
　　共産中心に4会派6人で修正案…原案可決
　・DV意見書可決
　・圏央道促進意見書、共産・門間が反対するも可決

■漢人（小金井市）
　・市民参加条例（継続議案）
　　修正（住民投票）して可決
　・男女平等基本条例（継続議案）
　　右派議員が批判、多少修正入ったが可決
　・住基カード手数料条例を否決
　　無料交付に
　・税金滞納議員
　　辞職勧告決議否決、猛省決議可決
　・審議会報酬受け取り拒否
　　議運で話し合いに
　・11対12が8件あった

■関口・重松（国立市）
　・「11対12」だったのが、選挙で「10対12or13」に
　　自民・公明「数の力でやっちゃうぞ」強硬スタンス
　　自民内で新人右派議員が多数入ってきたが、自民内部でも混乱
　　国立では「会派は意見を割らない」暗黙
　・2つの特別委員会できることに
　・教育委員（長と委員1人）の選任、公募制導入
　　従来（前市政時代）は「会派枠」で選ばれていた
　　最終本会議前に全員協議会
　　自公は引き延ばして断念させようとしたが
　　　　　　　　　　　　　　　　　終了直前に市長が「公募制断行」を宣言

■名取美佐子（日野市）
　・被害者支援条例が可決
　　市民の支援「責務」を削除
　・生活安全条例つくれという一般質問を公明が行う
　　既に自衛隊が防災訓練・福祉祭に参加
　・右派議員が提案した「長時間保育抑制」意見書案に手を入れて共同提案
　・住基カード・手数料条例
　　手数料は全部値上げ、しかし住民票閲覧は据え置き（1時間300円）
　・DV意見書は全会一致で可決
　・原発再開意見書は可決
　　ネット、民主推薦も賛成
　・三位一体意見書案が2本提出、自民中心案が可決
　・イラク特措法意見書案は否決
　・小学校統廃合が問題に
　・少子化対策基本法案（衆院は通過）が問題
　　「生めよ増やせよ」、不妊治療の推進などの内容
　　太田発言「レイプはまだ元気があって正常」時の森発言の方も問題
　・神奈川県大磯町で男女同数議会（18人中9人）が誕生

■中森富久（福生市）
　・庁舎建て替え
　・横田基地特別委が発足
　　軍民共用化、有事法制など

■森てるお（西東京市）
　・合併の事後処理
　・与野党同数、しかし民主が議長とったので与党が数の力で決めてしまう
　・自民から「ジェンダー批判」発言
　　市民から公開質問状など、問題化
　・議会の中の情報を外に出して、議会の外で運動化
　　公式の場で発言したことは外に出している

■陣内（八王子）
　・1人会派なので、諸派扱い
　　会派代表者会議は1人会派の中からオブザーバー出席
　　議運には1人会派の中から正式出席
　・40人中30人が「与党」（自民・公明・企業系）
　・行政の「株式会社」化すすむ
　　行政経営部が発足
　　生活安全部が発足、生活安全課には警察官2名配置（市負担）
　・市民と「協働」は、市民の完全ボランティア
　・移動図書館廃止
　　廃止撤回を求める陳情不採択

■岩永ひさか・遠藤（多摩）
　・住基カード条例・予算否決
　　市長に説明責任を問うていくところまでしか言えない
　・一人会派7人で会派
　　会派政治よりも緩やかな政策集団が理想ではないか
　　議員は一人一人同じではないか
　　会派に入っていなければならないというのもおかしい

■清水（狛江市）
　・住基ネット調査機関設置決議を可決
　　「寝技」で全会一致

■嶋崎（三鷹市）
　・民主とともに6人会派の代表
　　原発にも有事法制にもイラク戦争にも反対
　・新市長
　・一般会計補正予算案に反対
　　住基ネット予算、直火を焚けるみどりの公園を3分の2つぶす
　・介護保険、黒字をはき出さないので反対
　・三位一体意見書、全国市長会意見書を大幅修正して可決
　・外国人学校受験資格意見書、自民系が反対したが可決
　・DV意見書、自民系が反対したが可決
　・住基ネット総務省調査報告で、自治体のずさんな実態が明らかに
　　各自治体で情報公開請求しよう

■長野・布施（清瀬市）
　・毎月1日、反戦平和の行動日
　・1人会派4つに
　　市民会議、民主、ネット、自民離脱
　　3大会派が数の力で押し切り、窮屈になってきた
　　市民に公にしていく
　・外国人学校受験資格意見書、全会一致で可決
　・教育基本法・慎重審議（反対より）意見書が可決
　・共産党が三役議案に対して初めて賛成
　・収入役に保守系反市長派市議が告発＆名誉毀損裁判
　・交際費裁判、最高裁へ上告

■山本（武蔵野市）
　・3分の2が2期以下
　　非市長派12人
　・外環道路反対特別委
　　議会で継続決まっていたにもかかわらず、市長が議運で「反対を取れ」と
　　　　　　　　　　　　　　　　　　言ったために大混乱、中に浮いたまま
　・DV意見書に自公が反対して否決

■新津（神奈川県伊勢原市）
　・共産含めオール「保守」状況
　・議会発言で懲罰（戒告）受ける
　　　　　　　　↑
　（とても文字に残せない面白すぎる話が・・・）

■橋本（小平市）
　・一部事務組合「ごみ削減に取り組む必要ない」
　　条例を改正して
　・組合報酬を文書で供託
　・陳情が激減
　　以前は年間150近く→約10へ
　　陳情審議しないことを取り決めた（01年）
　　「色を付けたくない」として請願でなく陳情にしたものも扱わなかった


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　　《国政報告》1日（火）

■川田えつ子・衆議院議員
　・イラク特別措置法案
　　民主党が政権獲得のために譲歩姿勢
　・政治資金規正法案
　　寄付金公開限度、年間5万円以上が年間24万円以上に改悪
　　議員5人で勉強会始め、自らの資金を公開する
　・民主主義とは伝えていくこと
　・労基法改悪案に唯一反対
　　与野党共同修正、「解雇できる」規定は削除、しかし有期雇用は残る
　　「野党4党共同」路線が強く、各委員に修正賛成圧力強まっている
　　委員会で反対しにくい雰囲気、しかし全会一致とならないことを大事にしたい

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