三多摩議員ネットワークで新聞報道PDF 2005.2.8 読売  朝日

「議員表彰の廃止を求めた申し入れ」
に関する記者会見

                2006年2月7日(立川市庁舎内 記者クラブ)
記者会見する議員ネットメンバー
左から 嶋ア英治(三鷹市議)、大沢ゆたか(立川市議)、門間淑子(羽村市議)、森てるお(西東京市議)。 カメラマン 重松朋宏(国立市議)
 議員を長くやっていると表彰される?
   
議員は7年、10年、15年、20年とやっていると表彰されます。表彰してくれる団体は、何と議長会(東京都市議会議長会、関東市議会議長会、全国市議会議長会)!なんだ、身内で表彰し合っている!!
 その費用は?税金・・・各自治体が負担している。


 こんな表彰をやっているから、議員は何か「えらい人」と自身が勘違いをしてしまうのではないか?こんな表彰制度はやめましょう!ということで、議員ネットは2003年から廃止を申し入れてきました。
 今回の申し入れに対しては、
*東京都市議会議長会から回答がありました。
 ○平成18年2月14日開催予定の「第44回東京都市議会議員研修会」については、東京都市議会議長会理事会及び定例総会において開催が決定しており、予定通り開催する。
 
 ○本申し入れがあったことについては、今後、東京都市議会議長会で報告する。
*関東・全国市議会議長会からは2月7日時点での回答はありません。

1).表彰制度に関わる全国的な動き

「市民自治をめざす三多摩議員ネット」では、第一回(2003年1月)、第二回(2004年1月)と、議員表彰制度の廃止を求める申し入れをしてきました。
全国市議会議長会では、2005年度分(H17年度分)から職員表彰の廃止を決定しました。

全国議長会の決定を見た関東市議会議長会は、構成市議会議長に対し「表彰規定見直し」のアンケートを実施し(2005年12月)、その結果、東京都市議会議長会の構成自治体では、過半数が廃止を表明しています。さらに各自治体では、事前の意思確認段階で辞退者が続出しています。

*全国市議会議長会・・・2005年度より職員表彰廃止
*関東市議会議長会・・・都市議長会構成議長ヘアンケート調査
*各自治体の事前確認で、辞退者が続出。

2)表彰の記念品
*全国市議会議長会 :バッジ(市議会議員バッジより小振りのもので、中心にルビー、ジルコン、アメジストなどの宝石が埋め込まれている)・・・違いは普通の人には分からない。マニアックな人なら、「経験の長い議員さんだ」と分かるらしい。
*.関東市議会議長会 :男性には「タイタック」、女性は「ペンダント」(それぞれ宝石が使われている)
*東京都市議会議長会 :電子辞書、折りたたみ傘など 3500円相当のもの。



3)表彰費(記念品料) 
*全国市議会議長会 1457万3023円(2003年分、支出実費)‐
*.関東市議会議長会 173万5000円(2005年分)
*東京都市議会議長会 106万9000円(2005年分) 

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記者会見配布資料の一部のPDF4ページ(2006/2/8追記)
 @表彰廃止の申し入れ書 A議長会アンケート結果(表彰を続けたい自治体) 
 B表彰事業予算(使う税金) C表彰記念品(宝石付きのバッジ)