4月8日 （日）・・都知事選挙

4月22日（日）・・統一地方選挙（立川市は昨年選挙済み）

7月22日（日）・・参議院選挙

広がる格差

　私たちの生活の足元はどんどん不安定になっています。仕事では成果主義がどんどん広まってリストラが社会に蔓延し、パート・アルバイト、派遣労働者といった非正規社員を生み出しています。もう一方では、経済のグローバル化によって国際的な競争が発生し、企業は国際競争力をつけるために、海外の安い労働力を求めて国外に出て行くので、国内産業の衰退と労働の低賃金化が進んでいます。

　私たちはまじめに働けば何とか暮らせ、安心して老後を迎えられると信じて働いてきました。しかし今では、老後をどう生活していくのか不安だという人たちがたくさんいます。ホームレスといわれる人たちはこのような社会の変化の影響を最も敏感に受けた人たちですが、立川市議会では「街の中からホームレスを排除しろ」という議論が盛んになされています。原因や対策を議論することなく、排除だけ議論するのはまったく大人気ない話です。

　ここ数年、高齢者や障害者に負担を押しつける政策が目白押しです。配偶者控除、老齢者控除がなくなり、公的年金の控除額が引き下げられ、それと連動して住民税や国民健康保険料が引き上げられるといったダブル・トリプルの重税がかけられています。

戦争よりも日々の暮らしを

政府は米軍沖縄海兵隊のグアム移転には7000億円を気前良く支払う約束をし、2007年度予算では、「北朝鮮」のテポドンに対するミサイル防衛費が前年度より30.5％増の1826億円で過去最高となっています。私たちの税金はどう使われるべきでしょうか。防衛庁を省に格上げし、平和憲法を変え、軍隊を持つ国として米軍と共に世界中で戦争をする国にするために使われるべきなのでしょうか。国民の日々の暮らしにこそ優先的に税金を使うべきだと思います。

私たちが選ぶべき道は

　小泉首相の5年間で「ぶっ壊れた」のは自民党ではなく、日々の暮らしをつつましくやりくりしていた高齢者や労働者の生活でした。

今年は4月に東京都知事選挙、統一地方選挙（立川市は昨年選挙済み）、7月には参議院選挙と大切な選挙があります。国のあり方を決める大切な判断が私たちに求められます。

大沢は「みどりの政治」を進めます。「みどりの政治」とは、経済成長、金儲けを優先する社会から、環境を大切にし「平和で公正な持続可能な社会」に変えていこうという政治のことです。

（みどりのテーブルHPはhttp://www.greens.gr.jp/）