繁華街をパレード
自衛隊に申し入れ
以下に基地前で読み上げられた「申入書」
2.14 自衛隊をイラクへ送るな！反対の集会とデモ
34団体･170人が集まりました.
デモ行進と陸上自衛隊立川駐屯地に「申し入れ」
繁華街をパレード
自衛隊に申し入れ
以下に基地前で読み上げられた「申入書」
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私たちは自衛隊イラク派兵に反対します。
憲法の平和主義を踏みにじり、国際法を無視して、日本は戦争参加という大きな一歩をふみだしてしまいました。戦場への自衛隊派遣が、既成事実としてまかり通ろうとしています。
「戦争を放棄した日本がなぜ戦闘地域に自衛隊を送るのか？」「大量破壊兵器の存在そのものがあやしくなっている。戦争の大義などなかったのではないか？」「これまで軍隊を送らない国として、イラクや中東の人々から信頼されてきた日本。派遣はその信頼を無にする行為ではないか？」「復興と国際貢献のためには、別の道があるのではないか？」・・・こうした疑問に政府は答えていません。その不誠実で詭弁に満ちた発言を聞くと、怒りを通り越して暗たんたる気持ちに襲われます。
自衛隊員の死を予想して、億をこえる補償金、二階級特進と靖国神社、晴れがましい儀式や用意されました、米軍の死者は増え続けています。脱走した兵士、精神を病んで戦線を離脱した兵士はすでに千人を越えました。しかしこうした報道の陰に、数十倍にも及ぶイラク現地の人々の死があることを、私たちは忘れてはなりません。戦争は、殺戮と破壊だけでなく、人の命の差別をも生み出すものです。「復興支援」を唱え、金にあかして自衛隊員の安全を買おうとする日本の姿は醜悪です。
私たちはやがて自衛隊が、暴力と金、そして差別意識のとりこになって帰還することを恐れます、彼らが持ち帰る戦場の雰囲気は、ベトナム戦争後のアメリカがそうであったように、私たちの暮らす社会を染めていくにちがいありません。
自衛隊が出発した北海道旭川では、街角に黄色いリボンがかかげられ、「銃後の町」を作る運動が展開されています。「なにはともあれ出発してしまったのだから、応援するしかない」という声も聞こえるようになりました。既成事実をなしくづしに認めていったあげくに、私たちは破滅的な侵略戦争を経験したのではないでしょうか？歴史の教訓を忘れてはなりません。
立川は基地の町です。かつて15年戦争、朝鮮戦争、ベトナム戦争で、侵略の基地としての役割を果たしました。イラクへのヘリコプター部隊の派遣も検討されていると聞きます。立川基地所属の自衛官がイラクに派遣される可能性もあります。大義のない戦争に加担し、自衛隊イラクは兵に踏み切った小泉政権の責任は重い。私たちは、全国津々浦々の人々とともに、自衛隊イラク派兵に反対します。基地周辺住民として、立川が再び侵略の基地になることを拒否します。
以下申し入れます。
１．自衛隊のイラク派兵を直ちに中止し、派遣した部隊をイラク現地から呼びもどせ。
２．戦争のできる国づくりの一環としての憲法改悪策動を直ちに止めよ。
3．私たちは戦争に協力しない。有事法制を撤廃し、国民保護法案を撤回せよ。
小泉首相殿
石破防衛庁長官殿
陸上自衛隊立川駐屯地司令殿
2004年2月14日
自衛隊をイラクに送るな！立川共同行動
２．１４集会参加者一同 |
