陸上自衛隊 立川駐屯地での「防災航空祭」は毎年行われているが、89年当時には「航空祭」と言っていて、航空ショーが行われており、飛行機が基地内に墜落し、2名の方が死亡する事故が起きた。市街地での墜落事故でないことが被害を最小にしたが、本当に必要な曲芸飛行だったのか？
あるいは、銃器使用を子どもたちに体験させるなど、とんでもないことを過去には行っていた。
こんな祭を今やっている場合か？隊員たちは今にもあの危険なイラクへ派兵され様としている・・・。政府は隊員がイラクで死亡することを前提に対策を講じ始めた。
これまで戦後58年、日本は戦闘で一人の自衛隊員も殺されなかったし、自衛隊員が一人の外国人も殺さないで来た。これこそ平和憲法が日本国民を守ってきた証だし、誇りでもあるはずだ。前回更新の米軍兵士の証言と比較してみるとよく分かる。
今回の自衛隊派兵は隊員の死傷を前提としたものであるし、これを契機に自衛隊員はアメリカの戦争にくっついて世界中を転戦するようになるだろう。このまま行けば、憲法改正が行われ、教育基本法も改正され、徴兵制で自衛隊員（もう軍隊と言っているかも・・・）がまかなえるような社会がやってくるだろう。
こんな社会にしないためにも、自衛隊の「祭」や派兵に反対しておきたい・・・。こんな思いで参加した。
私たちの行動のすぐ後ろを「自衛隊は実戦経験が無くちゃだめだ」と聞こえよがしに言いながら通り過ぎ、入場して行ったた中年男性がいた。自分も実際の戦闘などしたことのない人なのだが、想像力のない、あるいは過去の戦争からも、現在の戦闘からも何も学んでいないこんな人が増えているのだと思うと、恐ろしい社会になってしまったと思ってしまう。
「防災航空祭」中止の申入れ行動は「立川自衛隊監視テント村」が呼びかけて行ったもの。大沢は朝の行動だけ参加しましたが、その後は集会とデモもやったはず。
対照的な二つの横断幕 「防災航空祭」中止の申入れ
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