伊達判決から50年！
今こそ　私たちは平和国家を語ろう！


砂川闘争勝利の翌年1957年6月27日、測量阻止のため基地内に数メートル踏み込む

日時　2OO9年3月29日(日)　午前１時3O分より
会場　立川市女性総合センター　アイム　1階ホール


米軍駐留は憲法違反！

　米軍立川基地の拡張に反対する砂川闘争の中で、1959年3月30日、東京地方裁判所の伊達秋雄裁判長ば「合衆国軍隊の駐留は憲法第9条第2項に違反し許すべからざるものである」という判決を下しました。
60年安保改訂を目前にして、あわてふためいた国側は高裁を飛ぴ越えて最高裁へ跳躍上告、最高裁は12月、全く不当にもこの判決を破棄して東京地裁ヘ差し戻しました。
それから50年、「陸海空軍その他の戦力はこれを保持しない」という憲法が厳然として存在している
のに、わが国は自衛隊と称する世界有数の軍事力を持ち、アメリカの世界支配のために多くの基地を
提供する戦争国家になり下がつています。
しかし、日本の民衆はだまってこれを見過ごしてきたのではありません。沖縄をはじめ全国各地で基地に反対する運動は続いており、戦争政策に抵抗する闘いは広まつています。昨年4月には名古屋高等裁判所で「航空自衛隊のイラク派兵は憲法第9条第1項に違反する」という画期的判決も出されました。

みなさん!

　伊達判決から50年目の今、反戦反基地の闘いを前進させるために、そして憲法が定める非戦非武装の平和国家を創るために、私たちが何をしたらいいのか、何ができるのかを語り合おうではありませんか。

映画上映　「砂川の熱い日」（星　紀市編集） シンポジユウム 発言者・坂田茂さん(砂川事件被告団団長　当時　日本鋼管労働者) ・新原昭治さん(国際問題研究者、伊達判決を覆すための対日圧力の証拠を米国立公文書館で発見) ・榎本信行さん(砂川闘争弁護団) ・そレて会場のみなさん 参加費5OO円 主催　砂川を記録する会　042-536-2924 後援　三多摩平和運動センター　042-528-131