６．７有事法制反対の情宣活動とデモ
この日の行動は予定されていたとはいえ、昨日成立した有事関連３法への抗議行動となりました。
１時には立川駅北口デッキに５０人近くが集まりました。それから南口にも分かれて各団体で作ったチラシを撒きながらリレートークを行いました。６月１日に三多摩議員ネットで情宣したときよりもはるかにチラシの受け取りがよ良く、予定より早くチラシがなくなてしまいました。
その後、３時から曙１丁目公園に集まりミニ集会を行いました。自衛隊の監視活動を続ける市民団体から、労働組合（公共機関・民間の軍需産業､土木建設）、立川市の議員も８名（社民・共産・無所属）などが集まりました。
法律が成立したからと言って力らを落とすことなく、有事３法を発動させることなく、自衛隊をイラクに派兵するイラク新法（最近はシラク支援法−−ネーミングだけはうまい！）に反対する取り組みをやっていこうということになりました。３時半からデモ行進、繁華街を歩きながら沿道の人々にもチラシを撒きました。
情宣とデモで延べ１５０人の参加がありました。
大沢が作成したチラシ
■ 有事関連３法が成立！！
昨日（６月６日）、武力攻撃事態法など有事関連３法が参議院本会議で成立してしまいました。ここでも自民･公明･保守新党の与党と民主･自由党などの与野党駆引き・本質論議無しです。許されません！！！
■ 基本的人権より、軍事的公共の優先
防衛庁は「武力攻撃事態に対処するという高度の公共福祉のためには、合理的な限度において国民の基本的人権に対する制約があり得る」としています。これは基本的に国民の「人権よりも、軍事を優先する」ということです。太平洋戦争時に日本軍は沖縄の国民を守るどころか防空壕から国民を追い出し、自分たち軍隊の延命を優先させました。
■ 立川は危ない町になる！
私たちの町は国の「防災機関」が集中しています。自衛隊基地・国立病院災害医療センター・日赤・食糧倉庫・「第２首相官邸」その他消防庁・警察の機関などなどです。「有事」になれば国民は「戦争」に協力しなければならなくなります。
自分の住む家が戦車の通行の障害になると壊されたり、公園が戦争物資の保管場所になったり、病院に入院している人が追い出され、戦争で負傷した兵隊たちを優先的に治療したりすることになります。
■ 立川市も戦争協力？
立川市長は日頃から「市民の身体･生命・財産を守ることが自治体の使命だ」と言っています。しかし、昨日６月議会における大沢の一般質問での答弁にはこうしたことへの危機感がまるでなく、「法案の成立を待って対処したい」とのんびりした発言しています。
このままでは立川市が、市民を軍事協力に追い立て、また、米軍の軍事行動を円滑に行うための協力を強いられることになり、逆に市民の生命・財産を危険にさらす役割を立川市自身が果たすことになってしまいます。
■ 戦争は平和をつくらない！
戦争の危険が起こる前に、戦争にならないようにするために国家間の緊張をどう解いていくのかが大切です。そのために日本国憲法があるはずです。この憲法の持つ崇高な理念は今こそ生かされるべきです。
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