小中学校の児童生徒の定期健康診断疾病異常調査票のデータから、「気管支喘息」の患者の数だけを入力（立川市内の小学校（2１校）、中学校（9校）5年間分）。すると、下記のグラフが得られた。平均約５％を2倍以上超える学校がいくつか存在する。
喘息の原因はいろいろあるが、こうした特異性を立川市長はどのように考えるか？ということを問いたい。
立川市民なら、大体この特異性を理解するだろう。値の大きい学校（若葉小・幸小）はそれぞれ二つの焼却炉（立川市の若葉町にある炉、小平市・武蔵村山市・東大和市の焼却炉）の直近にある。第五小は自動車で渋滞する通りに面している区域。これらが直接的に因果関係があるかどうかは明確ではない。しかし、この調査は現在三多摩全域で議員や市民たちによって進められている。いずれ原因は特定できるだろう。環境省も喘息の調査を始めている。
▲▲小学校の校区の地図 
