2002年1月25日、東村山市のゲートボール場で中高生の暴行により亡くなってから2年が過ぎました。
1月24日（土）14:30から美住町のゲートボール場前で「献花」が行われました。
駆けつけた当事者の仲間たちや、支援グループのメンバー、遊歩道を散歩している通行人などが献花をしてくれました。ランドセルを背負った小さな子どもたちも献花をして手を合わせてくれました。（写真：向こうの小屋に鈴木さんは「住んで」いた）
16:00から会場を移して東村山公民館で「集い」を行いました。
大沢は立川の中学校の総合学習で取り組まれている「ホームレスの人々」の学習を報告しました。
その後、パネルディスカッションが行われました。高校生に「ホームレス」についての学習を何年も前から取り組んでこられた新宿の「野宿者・人権資料センター」の方もいて、話は若い人に「ホームレス」の実態を学んでもらい、「差別」する心をなくしていきたいという話になりました。
しかし、立川の街中で寝ている当事者から「深夜、中学生たちから棒で叩かれた」という発言があった。詳しいことを調べて、必要なら教育委員会に申入れをすることも考えている。
いずれにしても、「ホームレス」の問題は教育場面でも、福祉の場面でも正面から取り組まねばならない状況まで追い詰められている。小平市では先週、お一人の当事者が亡くなったという話を聞いている。
国や自治体が取り組みに躊躇している間に、先に国民・市民の特に少年たちの心のほうがすさんでくる。
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