法務省の「国際法務総合センター」が移転してくることについて最近いろいろ報道が出ています。その問題をより正確に議論するために資料を提示します。
２００７年９月７日に法務省が「国際法務総合センター」（PDF）が移転してくることについて立川市と昭島市に説明したことです。
その時の新聞記事（２００７年９月８日）と、その後、昭島市長が法務省の計画を「受け入れる」表明の新聞記事（2008.2.22）、さらに昭島市長の独断を批判した立川市長の発言記事（2008.2.23）の３記事を下記に示します。またPDFでも紹介します。
刑事施設の刑務官や少年施設の法務教官の研修を行う「矯正研修所」や、身体あるいは精神疾患を持つ青年及び少年被収容者のための総合医療施設としての「矯正医療センター」は必要な施設だろうと認めたいと現時点では思っています。しかし、このどさくさにまぎれるように「公安調査研修所」までが移転してくるというのは納得できません。
前者は山本譲司氏が著した「獄窓記」、「累犯障害者」を読めば必要せいが分かります。ただ、この施設が山本氏が言っているような目的で計画されているのかどうかの確認は取れていませんが・・・。しかし後者の「公安調査研修所」というのは青木理氏の著書「日本の公安警察」を読んでもう一度考えてみようと思います。
▲立川市の行政資料へ
