香田証生さんが殺されたのは小泉首相の言動に責任がある！

　小泉首相はどうしてああも早く「自衛隊は撤退しない」「テロには屈しない」と言い切るのか？日本人の青年の命は少なくとも首相の発言の内容にかかっていた。
　政府は香田さん救援のために最大限の努力をすると言いながら、何を努力したのか全く分からない。日本国内でそうだから、イラクのかの地で彼を捉えた側にうまく伝わるはずがない。
　今日（１１．１）のニュースで記者に発言はあれでよかったのかと問われ、「撤退すると言っていたらどうなっていたのでしょうね」と答えている。それは撤退を毛頭考えたことのない発想だ。

　一方、サマワに駐留する自衛隊も危機的な状況だ。今朝も自衛隊駐屯地に砲弾が打ち込まれ、退避豪といて使っているコンテナが破損したという。幸い隊員に怪我はなかったようだが、隊員が死傷しても「テロには屈しない」と言い続けるのか？もうすでにサマワも非戦闘地域ではなくなっているのだから、幸田さんが殺害される前にイラク特措法に則って撤退すべきだったはずだ。そうすれば「テロに屈した」のでなく、日本の法律に従って撤退したと内外に表明できたはずだ。

　ご本人とご遺族には痛ましいことだが、幸田さんの遺体は「星条旗」が巻かれていたという。何のために誰のために殺されたのか？小泉首相はこのことを深く考えてみるべきだ。

　11月1日のイラク反戦サイレントアクションのメンバーも小泉首相の責任を厳しく追及していた。

　　　　　　　　プラカードを掲げるサイレントアクションの人たち（１１．１）

　　　　　　　　たくさんの写真で、ビジュアルに分かりやすくアピールする（１１．１）

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