昨年8月に成立した同法律の実施に関して、政府は基本方針を作ることになっていますが、その基本方針について当事者の意見を反映させようと、今回の政府交渉になりました。
全国から野宿当事者を含め200人の人々が参加しました．政府側からは厚生労働省・国土交通省側から10数人が出席。こちら側も大阪、静岡､横浜、新宿､渋谷､池袋、三多摩地区から10数人が出席しました。日比谷公園に面した合同庁舎前の歩道には、2時間以上に渡る交渉の間、全国の野宿仲間や就労を求める仲間たちが集会を開いて交渉の応援をしてくれました。
政府側の役人の方々は、具体的な答えはしなかったが、こちら側の話は一応聴いてくれた。どれほど基本方針に反映されるか分からないが、夏までには基本方針を作るというから、かなり急ピッチな作業になるはず。
基本方針の骨格が出来る頃に、さらにもう一度交渉をすることを約束して長い交渉を終わった。
その後日比谷公園で簡単な昼食をして、午後星陵会館で報告集会を開いた。
政府交渉：霞ヶ関の合同庁舎で 全国から200人の当事者たちが集まった
▼交渉の前に提出した要求の概要版
