新潟柏崎刈羽原発で、７号炉が緊急停止している！(2004/11/08)


★　これは１０月２３日の地震では停止しなかったが、１１月４日の余震で稼動中の６基の原発中、７号炉が停止しているのです。例の横揺れ120ガル、縦揺れ100ガルの自動停止基準以下であったが、発電用のタービンの軸がずれて、そのためにタービンが停止し、それに伴う原子炉の自動停止ということだ。

★　原発の地震に対する揺れによる自動停止より、実際にタービンなどという火力発電にも共用されるものの方が、地震に対して敏感に反応することになる。
　これって原発の地震の揺れに反応する基準が甘いのではないかという疑問が出てくる。新潟の出来事は被災者の救援、復興ばかりが報道され、この危険な原発の奇妙な出来事がなかなか報道されないのは不思議でならない。

★　もし原発が同時に破壊されていたら放射能汚染という新たな被害は新潟県だけには留まらないはずだ。

★やはり、柏崎の原発は全部いったん停止すべきだろう。原発のように危険なものをこんな地震の続く地域で稼動させておくことが尋常ではない。事故後の被害を考えると、停止したときの経済的損失や人的被害よりはるかに少ないと思う。

▲地震と原発2
▲地震と原発1